2015年7月28日(火)9:
30
福島駅西口にて集合。レンタカーとメンバーの自家用車、計3台。
初参加が7名。計11名で出発です。
今回は、1日目:福島の仮設住宅。
2日目:石巻の仮設住宅へ行ってきます。
≪福島への参加者≫
徳本里栄(北海道)・ 山内陽子(福島)・ 熊谷一子(長野)・長柴美恵(埼玉)・ 希代並紗甫(大阪)・櫻井澄子(栃木)・ 二出川ひろよ(和歌山)・齋藤真知子(東京)・ 宇佐美良枝(神奈川)・更屋輝子(大阪)・ 鈴木奈保子(東京)
初の福島県内での活動です。
こちらの集会場をお借りして【捨てずに買わずに、ちょっと部屋が広くなるコツ!】のミニセミナーを行いました。
他の行事とぶつかり、参加者は少なかったのですが、今回参加して下さったみなさんはお片付け上手な方ばかりで出番ナシ??汗ッ
でも、「○○は参考になったわ。」「すごく良いお話だからもっと聞きたい人がいたはず!」など、嬉しいお声をいただけました。
引越しが決まった方、まだ決まらない方がいらっしゃいます。
福島では、家があるのに家もモノも何1つ使うことが出来ない。という、また別の問題があります。
いろんなお話しを聞かせていただきました。はじめて伺いましたが、あたたかく受け入れて下さり、ありがとうございました。
東北のお母さんたちは、本当にみなさん手先が器用ですね。細かい作業をなんなりとこなされてしまいます。デザインもオシャレ♪
私たちが教わりに来たいくらいです。
こちらの仮設住宅へのご縁へとつないで下さった五十嵐様より、桃とリンゴの差し入れをいただきました。福島はやっぱり、果物が美味しいですね♪
ありがとうございました。
メンバー2名は福島で解散。9名が2台の車で移動し、宿泊先の石巻市へ到着。駅前のお店は平日にも関わらずいつもいっぱい。以前一度お邪魔したことがある『わきあいあい』さんにて9名の団体が入れました。
長旅もあり、一同腹ペコ。1時間で、あっという間に食べた飲んだしゃべった!!
〆は、手作りの味噌焼きおにぎりとアイス全種。
ぜ~~んぶ見事にいただき、最後も”整理収納アドバイザー”らしくお片付け。お店の方にも喜んでいただけました(笑)
この大きなテーブルがいいね♪ご馳走さまでした。
1団地だけでも数十世帯。それが数団地もあります。まだまだこんなにも多くの方が仮設住宅暮らしをされています。
今回、特定非営利活動法人 石巻復興支援ネットワーク(やっぺす) 様のご協力をいただきまして、仮設住宅住居内の収納作業を行わせていただきました。
ワンちゃんと暮らすお住まい。離れて暮らすお嬢様のご支持で”モノは少なく”を守られているのですが、「なんだか不自由」とのご要望で寝室を改善しました。
▼before
入口にタンスがあり、圧迫感を感じます。
貴重な収納庫が使いきれず、衣装ケースが出て散る状態です。
▼after
窓際にベッドを移動。収納ケースも入替え、部屋に広いスペースが出来ました。ワンちゃんスペースも完成!
キッチンのレンジ周りも改善。細かいモノまでわかりやすくなり、足元が広くなりました。
家具の置き方でこんなに変わるんだね~。と、喜んでいただけました!
ワンちゃんも喜んでくれたはず?! です。
▼before
お一人でも窮屈な1Kのスペース。足元もモノが多く、不自由です。
貴重な押入れを大改造して、お部屋のスペースを作っていきます。
▼after
棚になる収納グッズを発見!窓際の衣類も押入れに入ることが出来ました!
キッチンもちょっと入替え。牛乳パックで細かいモノをまとめてラベリング。奥のモノも取り出しやすく改善出来ました。
高齢者お一人ではモノの移動も困難です。私たちの””手”がお役に立ち、最高の笑顔をいただくことが出来ました♪
ご主人がとてもまめな方でいろいろ工夫をされて暮らされていますが、奥さまのモノが溢れてしまい、お疲れの状態・・。
こちらのお部屋だけを改善開始。午前中だけで終わるかな・・?
▼before
ご主人の手づくり棚で収納率を上げていますが・・
やはり午前中の3時間で終わらず。
一旦お昼休憩です。
お弁当、スイカ、お新香、大笑いしながらのおしゃべり。
やっぺすさんのスタッフの方々、住民の方々と一緒に、楽しいお昼の時間を過ごさせていただきました。ご馳走様でした♪
(右画像)こんな小さな七夕飾り。もう、圧巻です!
Cさん宅の続きと、他6人がDさん宅にて作業を行いました。
▼after
午前中に引き続き15時までかかりました。大変お疲れだったことと思いますが、どこに何があるかわかるようになってスッキリできた!と大変喜んでいただけました。
5人家族で3Kのお住まいにメンバー6人で入ります。
なるほど・・奥さまのストレスもわかります。
もっとも気になる居間の収納庫、キッチン、おもちゃ棚の作業開始です。
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家具を置くスペースがない中で、高・小・園児の3人のお子さんの荷物を管理のするのは大変です。
▼after
6人のプロの知恵がフル回転!もともとお持ちのかごやグッズを使って取り出しやすく収納。
もっとも散乱してしまうおもちゃ。遊びに来た友だちも”もとに戻せる”ように、おもちゃのグループをわけました。
6歳のお嬢さんが、私たちの作業をマネしておもちゃのクロゼットの収納改善を行っていました♪
大変よく出来ました◎^^
半日ではすべてを終えることが出来ませんでしたが、頻度の高い部分が改善できて奥さまもご満足下さいました。
お子さまの成長が楽しみですね。
石巻市でも、お引越しが決まった方、まだ決まらない方がいます。
また、もともと市民ではないからと強制退去を命じられた方もいます。
みなさん明るく振る舞われていますが、想像を超える思いを抱えられています。先を向きたくても向けない現状もあります。
わたしたちは小さな応援しか出来ませんが、1日も早い復興を願い続けます。
特定非営利活動法人 石巻復興支援ネットワーク(やっぺす) 様、暑い中1日お付き合いいただき、またお気遣いまでいただきましてありがとうございました。
≪石巻への参加者≫
徳本里栄(北海道)・ 熊谷一子(長野)・長柴美恵(埼玉)・ 希代並紗甫(大阪)・櫻井澄子(栃木)・ 二出川ひろよ(和歌山)・宇佐美良枝(神奈川)・更屋輝子(大阪)・ 鈴木奈保子(東京)
各地に復興住宅が建ち並びはじめましたが、まだまだ数は足りません。
4年半経っても全世帯が仮設住宅から引っ越せるわけではありません。
まだ仮設住宅で暮らしている方がいることを忘れないでください。
そして、風評被害で苦しんでいる方がいることを忘れないでください。